【活動】福岡佐知子院長がアメリカ白内障屈折矯正学会のFilm Festivalの授賞式に参加しました。(2020年度1位受賞)
活動のご報告をさせて頂きます。
2020年のASCRS(アメリカ白内障屈折矯正学会)のFilm Festival・new technology部門で
当クリニック院長が考案した新しい手術手技「Minimally Invasive IOL Extraction」が1位を受賞しました。
以下、受賞内容となります。
白内障手術時に挿入した眼内レンズは、将来脱臼(傾く)したり、合わない場合に摘出することがあります。
今までの摘出方法は、眼内でレンズを剪刀(ハサミ)で小さく切ってから摘出していましたが、
眼内でそのような複雑な手技をすることは難しく、角膜や虹彩を傷つけたり、出血を起こすことがありました。
そこでカートリッジと呼ばれる小さな筒に眼内レンズを引き込んで、小さな傷口からレンズを摘出する新しいテクニックを考案しました。
眼内での操作が少ないので、合併症を起こさず綺麗に摘出することができます。
COVID-19の影響により、学会が開催されなかったため、延期となっておりましたが、
この度改めて2022年4月25日、アメリカのワシントンD.C.現地で2年ぶりに学会が開催され、
Film Festivalでトロフィーが授与されました。
写真は現地の授賞式で撮影頂いたものになります。
引き続き、当クリニックを宜しくお願い致します。
ふくおか眼科クリニック 中野