中野の眼科|ふくおか眼科クリニック 中野

東京都中野区中野5-67-5 SKGT長谷部 2階,4階|中野駅北口徒歩3分/中野駅北口バス停徒歩1分

円錐角膜

円錐角膜とは

円錐角膜とは

円錐角膜は、黒目(角膜)の中心部分が薄くなり、内側からの眼圧(目の内側から外側にかかる圧力)に耐えられなくなり、円錐状に突出してくる病気です。
主に思春期の10代から20代前半に発症することが多く、徐々に進行し、30代で進行が止まるのが一般的ですが、中には数ヶ月で進行したり、40代50代で急激に進行する場合もあります。
軽度の円錐角膜では、視力低下や見え方に歪みが生じます(乱視)。
中等度まではハードコンタクトレンズでの視力矯正が可能ですが、重度になると角膜移植が必要となります。
両眼性であることが多いですが、症状の進行度は左右差があります。

動画で円錐角膜を知る

円錐角膜の症状

円錐角膜の症状

円錐角膜の初期の症状は、眩しさを感じる、光に過敏になるなどの軽い変化が起きる程度ですが、症状が進行して角膜の突出が強くなると視力低下や歪み(乱視)が生じます。
角膜は「角膜上皮細胞」「ボーマン膜」「角膜実質」「デスメ膜」「角膜内皮細胞」の5層で構成されており、円錐角膜の進行により5層の内、「デスメ膜」が裂けてしまうと角膜内に水が溜まり、角膜が白く濁る急性水腫という合併症が生じる場合があります。
急性水腫は著しい視力低下を引き起こします。

円錐角膜の原因について
円錐角膜の原因は、現代の医学でもまだ分かっていないことが多く、
遺伝性、アトピー性皮膚炎、コンタクトレンズの長期使用などと関連性が高いとされています。

診断

診断
  • 視力検査
  • 細隙灯顕微鏡検査
  • 角膜形状解析検査

角膜表面の形状を測定します。
円錐角膜は、初期症状では判断が難しい場合が多く、細隙灯顕微鏡では分からないことがあるため、角膜形状検査が重要となります。

円錐角膜の治療

従来の円錐角膜治療では、軽度であればメガネやソフトコンタクトレンズの装用、軽度~中等度であればハードコンタクトレンズの装用、ハードコンタクトレンズの装用での矯正が難しくなった場合、角膜移植を行うのが一般的でした。
現在では角膜クロスリンキング、角膜リングという新しい治療の選択肢が登場したことにより、症状に合わせて治療の選択が可能となりました。

角膜クロスリンキング

角膜クロスリンキング

円錐角膜の進行を抑える治療法です。

角膜にリボフラビン(ビタミンB2)を点眼しながら、365nmの波長の紫外線を角膜に照射することにより、角膜の強度を向上させます。

また、角膜が平坦化するので近視の改善も期待できます。

適応条件

  • 9歳以上であること(未成年の方は保護者の同意が必要となります)
  • 角膜の厚さが規定数値(400㎛(0.4mm))以上あること
  • 角膜拡張症(エクタジア)と診断を受けていること
  • 進行中円錐角膜

禁忌

  • 角膜の厚さが規定数値(400㎛(0.4mm))未満の方
  • ヘルペス性角膜炎
  • 角膜上皮の修復異常
  • 円錐角膜の進行が止まっている
  • 妊娠中、授乳中の方

など

角膜内リング

角膜内リング

半円弧(はんえんこ)状の2つのリングを角膜内に挿入し、角膜の形状を矯正します。

角膜の突出を軽減させ、軽度の近視の抑制や乱視を矯正して円錐角膜の進行を遅らせます。

角膜リングの挿入により、角膜が平坦になるため、コンタクトレンズの装用が可能になる、メガネで視力の回復などが期待できます。

手術の流れ

1.点眼麻酔

2.フェムトセカンドレーザーで
   角膜内にリングを通すトンネルを作成

3.リングの通す入口を作成

4.リングを挿入

5.保護用コンタクトレンズを装用して手術終了

適応・禁忌

適応
コンタクトレンズやメガネで十分な視力が得られない方
リング挿入部の角膜の厚みが規定数値(400㎛(0.4mm))以上あること

禁忌
リング挿入部の角膜の厚みが規定数値(400㎛(0.4mm))未満の方
●円錐角膜の急性水腫
●妊娠中、授乳中の方
など

角膜移植

角膜移植手術

角膜には眼球に光を取り入れるレンズとしての役割と水晶体と合わせてピントを合わせる役割を持っています。
円錐角膜が進行し、ハードコンタクトレンズで十分な視力矯正ができず、突出部に混濁が生じ、角膜が本来の機能性を失った場合には、角膜移植が必要となります。
角膜移植は混濁した角膜を円形に切り抜き、アイバンクから提供されたドナーの方の角膜を移植し、縫着(ほうちゃく)する手術です。

角膜クロスリンキング、角膜内リング、角膜移植の手術のみ、提携クリニックにて行います。
手術は当院院長が行い、
その後の経過観察などは当院で対応が可能です。

円錐角膜とレーシックについて

円錐角膜の症状として強度の近視や乱視を伴うことも多いですが、角膜を削る屈折矯正手術であるレーシックは、角膜の強度を低下させ、円錐角膜を進行させる恐れがあるため、円錐角膜の方は基本的にレーシックは適応外になります。
一方で角膜内リングの手術後、大半の方がハードコンタクトレンズやメガネの併用が基本になりますが、眼内レンズを挿入することによって視力矯正を行うフェイキックIOL(ICL)は適応となります。

診療時間 日・祝
9:30〜13:00
15:30〜19:00 手術

休診日 火曜・土曜午後・日曜・祝日 
※受付時間は午前12:30まで/午後18:30まで
※初めてのコンタクトご希望の方は午前12:00まで/午後18:00まで

クリニック名
ふくおか眼科クリニック 中野
所在地
〒164-0001
東京都中野区中野5-67-5 SKGT長谷部 2階,4階
アクセス
中野駅北口徒歩3分
中野駅北口バス停徒歩1分

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