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ICL手術後の注意点と過ごし方について

ICL(眼内コンタクトレンズ)

Hole ICL「EVO+」
STAAR Surgical社製

ICL(眼内コンタクトレンズ)は、現在世界70カ国以上で実施されている安全性の高い屈折矯正手術です。
目の中にレンズをインプラントする手術であり、手術自体は日帰りで両目合わせても10分程度で行うことが可能です。
ICLの普及の背景には、長期的な視力の安定性や万一の場合には摘出して元に戻せるという利点が大きいです。

一方でICLは、眼球内で手術手技を行う内眼手術であり、
確率は低いですが、術後眼内炎(1/6,000程度)など感染症のリスクがある点にも目を向ける必要があります。

手術を行う際には、滅菌・感染症対策を徹底したクリーンな環境下で行いますが、術後トラブルを回避するために、
術後は患者さまご自身にも気をつけてお過ごし頂く必要があります。

当院ではLINEによる治療・手術の相談を実施しております。
お気軽にご利用ください。

ICL手術後の注意点と過ごし方について

ICL手術当日は、ぼんやりとした状態ではっきりと見えませんが、
早ければ手術翌日から、多くの方が術後数日から1週間程度で鮮明に見えるようになります。(個人差あり)
最初の方は人によってはハロー・グレア(光の周りに輪がかかっているように見えたり、
光がギラついて眩しく感じる現象)を自覚する場合がありますが、徐々に治まっていきます。

術後の目は非常にデリケートで、感染しやすい状態になりますので、目に気をつけて過ごしていただく必要があります。
日常生活への完全復帰の目安は1ヶ月となり、術後、下記の3つに気をつけてお過ごし頂く必要があります。

1.保護メガネの着用


術後は、手術時に作成した切開創が完全に塞がっていない状態になります。
手術直後の目は、非常にデリケートな状態にありますので、誤って目を擦ったり、触ったりしないように、
また異物が入らないように保護メガネの着用をお願いしております。
また、就寝時無意識に触ってしまわないよう防止する役割もあります。
就寝時も極力目に刺激を与えないように仰向けに姿勢を取って頂くなどの工夫も必要です。

2.術後の定期検診


経過観察のため、手術後は術後検診を受けて頂いております。(術後半年間の検診費用は手術代に含まれています)
手術翌日術後1週間術後1ヶ月術後3ヶ月術後6ヶ月が目安となります。(医師の判断で変更となる場合があります)
また手術後に点眼薬を処方しますので、医師の指示を守り、継続的に点眼して頂いております。

3.日常生活の制限


以下の内容について制限がありますので目安として参考にしてください。
下記以外にも制限の対象となる場合もありますので、詳しくはクリニックにご確認ください。

項目 時期
入浴・洗髪・洗顔 ◯首から下のシャワーは翌日から
◯洗髪・洗顔は術後4日目から
※3日間はお顔を拭く程度にしてください
※ただし、洗髪は上向きであれば翌日から可能です
デスクワーク・家事 ◯基本的に制限はありませんが、当日・翌日は疲れない程度にしてください
運転 ◯翌日から可能です
※見え方が大きく変わっているため、慎重にお願いします(特に夜間)
化粧 ◯アイメイクや目の周りのメイク以外は4日目より可能です
◯アイメイクやまつげエクステは、1ヶ月間は控えてください
運動 ◯ジョギングやゴルフなどは1週間後より可能です
○水泳やマリンスポーツは、1ヶ月間は控えてください

当院のICL手術について

当院で行う手術については、国内10名のICLエキスパートインストラクターである院長の福岡佐知子医師が全て執刀します。

また、初診時から手術後の定期検診まで一貫して院長が行います。
当院院長はICLをはじめ、難症例や眼科手術の中でもっとも難しいとされる網膜硝子体手術を得意としています。
ICLの術後トラブルまで一貫して対応できる体制が整っています。

当院では、無料LINE相談も承っておりますので、お気軽にご利用下さい。

白内障手術

院長 福岡 佐知子 医師
日本眼科学会認定 眼科専門医
後房型有水晶体眼内レンズ(ICL)認定医・エキスパートインストラクター

ICLエキスパートインストラクター認定書

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当院では予約優先制を導入しております。
ご予約のない方も診察を承っておりますが、お待ちいただく場合が御座います。
ご理解をいただけますと幸いです。
ご予約をご希望の方はお電話、WEB予約からご予約をお取りください。

記事監修者について

日本眼科学会認定 眼科専門医

眼科医 福岡 佐知子

眼科専門病院で17年間勤め、眼科医療の最前線で幅広い専門分野、年齢層の手術に対して多数の執刀実績を持ちます。難症例や合併症を含む白内障手術から眼科手術で最も難しい手術とされる硝子体手術を得意としています。また、国内で眼科医にレーシックやICLの技術的指導を行うインストラクターとしても活動をしています。

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