これまで日本では、屈折矯正手術=レーシックとなっており、ICLはあまり一般認知されていませんでした。
その背景には幾つかの理由があります。
①従来のICLには改善すべき点があった
・2段階手術で術前にレーザーで虹彩を切開するため、角膜内皮細胞数の減少のリスクがあった。(患者さまの心身の負担も大きかった)
・目の中を循環している房水の流れが十分に確保できず、白内障や緑内障などの合併症のリスクがあった。
②そもそも国内でICL手術をできる眼科医が少なかった
ICLは、認定医(ライセンス)制度が採用されており、眼科医であれば誰でもできる手術ではありません。
いくつかのプロセスを通過することによって国内でICLを行うための資格が付与されます。
詳しくは、下記「ICLエキスパートインストラクターとは?」のページで解説していますので、そちらをご参照ください。