手術である以上、必ずリスクはある
ICLは現在安全性の高い手術として確立されていますが、
後悔しないようにリスクにもしっかり目を向けましょう。
デメリットの項で触れたようにICL手術は眼科手術の中で内眼手術に分類されます。
内眼手術の怖い合併症として、眼内炎という感染症があり、
適切な対応を行なわなければ、最悪の場合失明に至ることもあります。
ICLで失明することはないのか?
結論から言うと、ICLによって失明することは、ほとんど0に近いが0でないです。
ICL手術を行う際、切開創は3mmとごく小さいですが、
その際に目の中に細菌などが入り込み、
稀に感染症を引き起こすことがあります。
確率にすると1/6,000(約0,02%)となりますので、感染症が起こることは非常に稀です。
しかし、目という非常にデリケートな感覚器官の手術になりますので、
術前術後は必ず医師からの注意事項を守るようにしましょう。
また、現在の「Hole ICL」となってからは、
殆ど心配はありませんが、白内障や緑内障を引き起こす可能性も0ではありません。
ICLは、安全性の高い手術ではありますが、
ご検討の際には、必ずリスクも念頭に置いておくことが大切です。
※ICLで起こりうる合併症については下記をご参照ください。