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視力回復手術(屈折矯正手術)とは?

視力回復手術とは

一般的に世間で言われる視力回復手術とは、眼科手術の中でも屈折矯正手術を指していることが多いように思います。

屈折矯正手術とは、目の屈折異常(近視・遠視・乱視)を改善し、メガネやコンタクトレンズの依存度を無くすもしくは減らすために行う眼科手術です。

日本国内で実施されている屈折矯正手術には、スタンダードなものとしてレーシック(LASIK)ICL(眼内コンタクトレンズ)の大きく2種類があります。

この記事では、視力回復手術=屈折矯正手術の種類や費用、それぞれの特徴について解説します。

この記事で解説していること

  • ✔視力回復手術(屈折矯正手術)とは
  • ✔視力回復手術(屈折矯正手術)の種類
  • ✔レーシック(LASIK)について
  • ✔ICL(眼内コンタクトレンズ)について
  • ✔視力回復手術(屈折矯正手術)の費用

当院ではLINEによる治療・手術の相談を実施しております。
お気軽にご利用ください。

視力回復手術(屈折矯正手術)とは

屈折異常(近視・遠視・乱視)を矯正する方法として第一選択は、メガネ・コンタクトレンズとなります。

近年、眼科医療の技術の発達により、メガネやコンタクトレンズに依存することなく、安全かつ日帰りでの手術矯正が可能となりました。
屈折矯正手術という選択肢ができ、ここ数年で有名人で受けられる方も増え、メディアなどで取り上げられる機会も増えてきたように感じます。
しかし、屈折矯正手術がより身近になったことで、メガネやコンタクトレンズから解放され、裸眼で過ごせる魅力から容易に受ける方々も散見されます。

当院でも日帰りでレーシック(LASIK)やICL(眼内コンタクトレンズ)などの多数の屈折矯正手術を行なっておりますが、目の手術である以上、手術によるメリットだけでなく、デメリットやリスクについてもしっかりと目を向けることが大切です。

屈折異常(近視・遠視・乱視)とは

屈折異常(近視・遠視・乱視)

目の構造は、カメラと類似しており、「角膜」と「水晶体」がレンズの役割を、「網膜」がフィルムの役割を果たしています。

通常は目に中に入ってくる光が角膜と水晶体で屈折し、網膜に像を結ぶことではっきりと見ることができます。この状態を正視といいます。

正視に対して、角膜と水晶体で屈折した光が網膜でピントが合ってない状態を屈折異常といい、屈折異常には大きく近視・遠視・乱視の3種類があります

視力回復手術(屈折矯正手術)の種類

視力回復手術(屈折矯正手術)の代表的な施術としてレーシック(LASIK)とICL(眼内コンタクトレンズ)の2種類があります。

レーシック(LASIK)

レーシック(LASIK)

レーシック(LASIK)とは、角膜へのレーザーの照射し、角膜を削ることで屈折異常(近視、遠視、乱視)を改善し、裸眼での見え方を改善する手術で、もっともポピュラーな屈折矯正手術です。 レーザーで角膜を削る前にフラップと呼ばれる蓋を角膜表面に作成することにより、手術による傷口を保護することができます。

レーシック(LASIK)のメリット・デメリット

メリット

  • 裸眼での日常生活が可能
  • 早期の視力回復が期待できる
  • 高い有効性と安全性
  • 手術時間が短く、術中の痛みもほとんどない
  • 万一の場合は摘出が可能(元の状態に戻せる)
  • 長期的に視力が安定

デメリット

  • 手術を受けられるまで時間を要することががある
    レンズをオーダーするため
  • レーシック(LASIK)より高価

適応範囲について

・18歳以上の方
・視力の変動が少ない
・一定の角膜の厚さがある(角膜を削るため)
・眼の疾患(白内障や網膜疾患など)や重篤な全身の疾患(糖尿病やアトピーなど)がない方
・医師の判断でその他健康上の問題がない方

術後の見え方について

レーシック(LASIK)は日帰り手術が可能で、早ければ術後即日で視力の回復が期待できます。殆どの方が翌日には裸眼での日常生活が可能になります。

手術後、長期的に視力が安定する患者さまが大半ですが、術前の近視が強かった方は、手術後も年齢を重ねるにつれて少しづつ近視が戻ってしまう可能性があります。
その場合、十分な角膜厚が残っていれば、レーシック(LASIK)による追加施術が可能ですが、削る角膜が確保できない場合にはICL(眼内コンタクトレンズ)による、視力矯正の調整を行うことがあります。

ICL(眼内コンタクトレンズ)

ICL(眼内コンタクトレンズ)

ICL(眼内コンタクトレンズ)とは、眼の中に専用のコンタクトレンズをインプラント(挿入)することで裸眼視力を回復させる屈折矯正手術です。安全性と長期的な視力の安定性に加え、万が一の場合は摘出して元に戻せる可逆性の高い手術である特性から、現在国内において年々需要の高まっている手術です。また、近視・遠視・乱視に加え、老眼に対応した老眼用ICL(遠近両用眼内コンタクトレンズ)も登場しています。

ICL(眼内コンタクトレンズ)のメリット・デメリット

メリット

  • 裸眼での日常生活が可能
  • 早期の視力回復が期待できる
  • 高い有効性と安全性
  • 手術時間が短く、術中の痛みもほとんどない
  • テキストテキスト
  • 手術の待機時間がほとんどない

デメリット

  • 1度削ってしまった角膜の復元は不可能
  • 術後の近視が戻ってしまうケースがある
  • ハロー・グレアの可能性
  • ドライアイが一時的に発症することがある
  • 手術を受けるには、十分な角膜の厚さが必要

適応範囲について

・18歳以上の方
・視力の変動が少ない
・眼の疾患(白内障や網膜疾患など)や重篤な全身の疾患(糖尿病やアトピーなど)がない方
・医師の判断でその他健康上の問題がない方

術後の見え方について

手術当日ははっきりと見えずぼんやりした状態ですが、殆どの患者さまは翌日から鮮明に見えるようになり、裸眼での日常生活が可能になります。

ICL(眼内コンタクトレンズ)手術後は回復した視力が長期的に安定するといわれています。

レーシック(LASIK)は術後数年経つと、近視の戻りにより、視力が低下してしまうことがありますが、ICL(眼内コンタクトレンズ)は目の中にレンズを挿入する矯正手術のため、裸眼視力が長期的に安定しているというメリットがあります。

また、レンズは生体適合性の高いコラマー(Collamer)という素材でできており、眼内コンタクトレンズの有効年数が人の寿命よりも長いため、半永久的に使用が可能と言われています。

視力回復手術(屈折矯正手術)の費用

レーシック(LASIK) 近視のみ 396,000円(税込)
レーシック(LASIK) 近視+乱視 396,000円(税込)
Hole ICL 近視のみ 693,000円(税込)
Hole ICL 近視+乱視 693,000円(税込)
老眼用ICL 乱視なし 880,000円(税込)
老眼用ICL 乱視あり 980,000円(税込)
適応検査(術前検査を含む) 5,500円(税込)

※レーシック(LASIK)は自由診療となり、保険適用外となります。
※ICL(眼内コンタクトレンズ)は自由診療となり、保険適用外となります。
※片目の場合は半額となります。(手術費用)
医療ローン対応(ご希望の方は、受診時にお声がけください。)

当院の視力回復手術(屈折矯正手術)について

当院で行うICL(眼内コンタクトレンズ)手術については、ICLエキスパートインストラクターの当院院長の福岡佐知子医師が全て執刀します。

ICLエキスパートインストラクターは執刀医師がライセンス制のICL(眼内コンタクトレンズ)手術において、認定医とインストラクター(指導医)に技術指導する立場の医師で、ICLエキスパートインストラクターの資格を持つのは国内に12名のみとなります。

レーシック(LASIK)の技術指導を行うインストラクターとしても国内で活動し、さらに難症例や合併症を有するような白内障手術や網膜硝子体手術を得意とし、眼科治療の第一線で多数の執刀経験と実績を持ちます。

当院では適切な検査をもとに、患者様の目の状態やライフスタイルにより適している屈折矯正治療を提案させていただきます。

LINEでの無料相談も承っておりますので、お気軽にご利用下さい。

白内障手術

院長 福岡 佐知子 医師
日本眼科学会認定 眼科専門医
後房型有水晶体眼内レンズ(ICL)認定医・エキスパートインストラクター

ICLエキスパートインストラクター認定書

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ご予約のない方も診察を承っておりますが、お待ちいただく場合が御座います。
ご理解をいただけますと幸いです。
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記事監修者について

日本眼科学会認定 眼科専門医

眼科医 福岡 佐知子

眼科専門病院で17年間勤め、眼科医療の最前線で幅広い専門分野、年齢層の手術に対して多数の執刀実績を持ちます。難症例や合併症を含む白内障手術から眼科手術で最も難しい手術とされる硝子体手術を得意としています。また、国内で眼科医にレーシックやICLの技術的指導を行うインストラクターとしても活動をしています。

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