白内障手術は眼内レンズを用いた術式が登場した1950年代ごろは「見えるようになれば良い」とされる開眼手術でした。
現在手術手技や医療機器の発達により安全性が確立され、基本的には日帰りで受けられる身近な外科手術となりました。そして「見えるようになれば良い」という手術から「いかに見えるようにするか」を追求できる手術に変化しました。
眼内レンズも進化し、一度挿入するとメンテナンスや交換の必要性はなく、レンズの寿命も人の寿命よりも長いため、「半永久的」に使用できるとされます。
眼内レンズの選定においては、眼内レンズに対する知見と併せて「適切な検査」と検査に従事する視能訓練士などのスタッフの存在が欠かせません。
当院では屈折異常や多焦点眼内レンズに豊富な知見をもつ視能訓練士が複数名在籍しています。