日本では、高額な医療費が国民の生活を圧迫しないような制度が用意されています。
個人の年齢や所得、世帯などによって異なり、治療費のうち、一部払い戻しがされたり、窓口での支払額を抑えたりすることができます。
これらの制度は医療費の自己負担限度額が年齢によっても変動し、70歳が1つの境目となります。
白内障手術を検討しているが、特段急いで手術を受ける事情がないという方は70歳を向かえてから手術を受けることも選択肢になりえます。
また、白内障手術を両眼実施する場合、基本的にはリスク回避の観点から片目ずつ別日で行いますが、手術を受ける間隔を、別の月でなく、同じ月に両眼の手術を行うことで費用を抑えることができる場合があります。
高額療養費制度や限度額認定証では、個々に医療費の自己負担上限があり、その月の医療費が上限を上回っている場合には、上限までの負担で抑えることができます。